中間報告会(2026年9月7日)レポート

人間文化研究機構プロジェクト「コミュニケーション共生科学の創成」では、2026年09月07日(月)、国立民族学博物館の第3セミナー室にて中間報告会を開催しました。

午前:講演

大阪大学大学院医学系研究科の平田雅之先生をお招きし、「考えただけで機器操作:植込み型ブレインマシンインターフェースによる機能再建」と題した講演を行いました。植込み型ブレインマシンインターフェース(BMI)を用いた機器操作や機能再建について、最新の研究成果をご紹介いただきました。

昼:作品体験・交流

多摩美術大学大学院の学生による作品体験を行いました。以下の作品について、実際に体験しながら紹介・意見交換を行いました。

・シュ シュコウ(左):「ShiftMask Project――地域ごとの妖怪認識を可視化するインタラクティブ展示」

・根津 嘉一(右):「遊びを起点とした言語学習インタラクション――身体性を用いたgame-firstな体験設計」

午後:発話支援システム開発準備に関するディスカッション

午後は発話支援システム開発準備に関するディスカッションを行いました。まず、菊澤先生、竹本先生、荒牧先生、筒井先生、島田先生の順に自己紹介を行い、それぞれの研究分野やこれまでの取り組みについて共有しました。今後の発話支援システムの開発に向けて、研究内容や連携の可能性について意見交換を行いました。

・菊澤律子(国立民族学博物館 教授)

トピック:

コミュニケーション共生科学の創成~「社会・国際連携の現状と可能性」~

 

・竹本直也(国立民族学博物館 人類基礎理論研究部 プロジェクト研究員)

トピック:

MRリハビリ機器「リハまる」開発(株式会社テクリコ)

オンラインリハビリ(個人事業)

手話の失語症検査(認知症スクリーニング)の開発(みんぱく)

日本語コーパスを活用した失語症研究(慶應 博士研究)

 

・荒牧英治(奈良先端科学技術大学院大学  教授)

トピック:

AIを用いた医療支援

生成AI×ピア(患者相互)サポート「ココッピ」

DEAF CARE(2027-)

Patient Journey Visualization(2026-)

医学系研究をわかりやすく伝えるプロジェクト(2026)

 

・筒井健一郎(東北大学 教授)

トピック:多様なこころを脳と身体性機能に基づいてつなぐ「自在ホンヤク機」の開発

 

 

・島田真太郎(テクノツール株式会社 代表取締役)

トピック:「本当の可能性にアクセスする。」

アシスティブ・テクノロジー事業、就労支援事業、新規事業

※なお、本全体会では、筑波技術大学の情報共有ツール「ISeeeTL」を継続的に使用し、参加者が情報にアクセスしやすい環境を整えるため、文字情報の同時発信を行いました。